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机をたたき続けた女子生徒をたたいた教諭が懲戒処分

2013年5月10日金曜日

http://matome.naver.jp/odai/2136798862812633601

 私は高校時代に、教師から体罰を受けたことがある。
体育の授業の時です。校舎から、少し離れた体育館に移動するため、外履きに履き替えて、上履きを手に持って体育館に移動する。
そしてまた上履きに履き替えるわけだけど、ほんの少しの移動だからと言って、上履きのまま体育館まで移動する生徒が、私を含め複数いた。
 土足である。
この行為がバレたので、教師から体罰を受けたわけです。
 正座の格好で並ばされた私たちは、順番に、竹刀で頭を打ち付けられた。

 竹刀って、重いんですね。
 叩かれる痛さもありつつ、ズシンとくる竹刀の重さを、脳天から体全体に感じました。

 当時の私は、土足をしたくらいでなんでこんな仕打ちを喰らう必要があるのだ、と納得ができなかった。

 土足 = 竹刀で叩かれる

 という図式が、どうしても成り立たなかったわけです。

 現在の私は、社会人となってしばらくの時が経ち、教育係的な立場になった。
 この立場になって初めて、当時の体育教師の気持ちが分かる。

 要するに、やったことの罪の重さなんて関係ないわけですね。大小の問題ではないわけです。
 土足をしたからといって、それが大事故に繋がるとか、命に関わるとかそういうわけではない。
 でも、それを許してしまうと、ルール違反がどんどんエスカレートして、収集がつかなくなってしまう。

 どこかで線引をしないといけない。これはいけないことだよと教えなければならない。
 ここから先は、もうヤバイんだぞと教育する必要がある。

 それを教える為の方法が『体罰』であるとは言いません。体罰を推奨しているわけではありません。

 しかしですね、考えてみてください。
 
 土足をしました。
 その生徒に体罰をした教師がいました。

 どっちが悪いのでしょうか?

 土足をした私が悪いのです。言わずもがなでしょう。

 体罰をする教師に厳しい視線が注がれる昨今。どうでしょうか、悪いことをした生徒を叱らない教師、体罰をしない教師、、、 恐いですか? 全然恐くないですよね。
そんな教師の言うことなんて、誰も聞きませんよ。
何が良くて、悪いのか。どうやって教育すればいいのでしょう。

口頭で説明する? それで直らなかった結果としての体罰なのです。

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